Greenough 4Aは、これまでで最も人気のあるシングルフィンだ。Power BladeはGreenoughの最新デザインで、Marc AndreiniとEllis Ericsonとともに5年をかけて開発された。どちらにもGreenoughの名前が付いている。だが、互いの代わりにはならない。
それぞれが意味を持つのはどんなときか。
基本的な違い
4A: 幅広のベース、絞られたティップ、先端のフレックス。ドライブと汎用性のための設計。ボードのどこに立っていても機能する。
Power Blade: 細いベース、硬いレッグ、そしてねじれる幅広の「パドル」ヘッド。スピードと縦のサーフィンのための設計。テールから機能する。
同じデザイナー。まったく別の道具だ。
どう働くか
4A
水はフィンのベース全体に沿って流れ、揚力とドライブを生む。ターンで踏み込むと、ベースが食いついたまま、ティップがしなってリリースする。素直で、寛容で、ノーズからでもミドルからでもテールからでも働いてくれる。
10'のログから7'のエッグまで何にでも合うのはこのためだ。幅広のベースは、どこに立っていようと、荷重をかけた瞬間に応えてくれる。
Power Blade
細いベースは、フィンとボードの接合部でほとんど抵抗を生まない。フィンの面積の大半は「パドル」ヘッドにあり、乱流の下のきれいな水の中に深く沈んでいる。
このヘッドはただしなるだけではない——魚の尾のように左右にねじれる。Greenoughはこれを「variable tow」と呼ぶ。ターンに入るとヘッドがターンの内側へねじれ、テールがわずかに外へ出て、立て直すとパチンと戻る。ベース圧ではなく、ねじれがドライブを生むのだ。
Marc Andreiniの説明はこうだ。「フラットアウトのトリムで走ることも、ハードなターンではスラスターのドライブでボードをフェイスへ真上に引き上げることもできる」。
トレードオフもある。これはテールで踏んでいるときにしか働かない。前に立ったとき、応えてくれるベースがないのだ。
それぞれに合うボード
4Aが合うのは:
- ロングボード(9'以上)
- ミッドレングス
- エッグ
- Vボトム
- ハル
- シングルフィンボックスなら、ほぼ何でも
Power Bladeが合うのは:
- エッジボード(本来の設計対象)
- フラットロッカーのミッドレングス
- テールで乗るボード
- トリム最優先のスピードシェイプ
Power Bladeが合わないのは:
- ハル
- トラディショナルなログ
- ミドルやノーズから乗るボード全般
フォーラムの声は一貫している。SwaylocksにもJamboardsにも、ハル用にPower Bladeを買って後悔した人の書き込みが並ぶ。「非常に方向性が強い。前足荷重ではドライブが出ない。テールから回されたがる」。
Power Bladeが悪いのではない——合うボードでは信じられないくらい走る。ただ、その「合うボード」の幅が狭い。
フィーリング
4A: ニュートラル。足の下から消える。フィンではなくボードを感じさせてくれる。必要なときは食いつき、抜きたいときはリリースしてくれる。驚きがない。
Power Blade: アクティブ。働いているのが分かる。反応が速く、切り返しが機敏で、ダウン・ザ・ラインのスピードが豊か。慣れていないか、合わないボードだと、不安定に感じることもある。
LiddleのハルにPower Bladeを付けたJamboardsユーザーの声。「うれしい驚きだった。極小のベースでボードは見違えるほどルースになり、あの大きなパドルが不思議な安定感をくれた」。
Mandalaのエッジボードでは、別のユーザーがこう書いている。「ドロップでも、ボトムターンでも、ターン全般でも、昼と夜ほどの違いになった」。
違いを生むのはボードであって、サーファーではない。
価格
4A標準: 9"で$100
4A Volan: 9"で$112
Power Blade: $197.50
Power Bladeが高いのは、構造が複雑だからだ——単一方向クロスのレイアップ、手作業での調整が要るフレックスパターン、そして製造はすべてカリフォルニア。
エッジボードに乗っているか、フラットロッカーのシングルフィンという道に決めたのなら、$200近い値段はおかしなものではない。試行錯誤の段階なら、まず4Aから。
結論
4Aを選ぶべきなのは:
- 手持ちのシングルフィンボード全部で使える1本が欲しい
- まだ理想のセッティングを探している
- 波によってボードの立ち位置が変わる
- 実績と信頼を取りたい
Power Bladeを選ぶべきなのは:
- エッジボードか、フラットロッカーのミッドレングスに乗っている
- シングルフィンの性能をスラスターの領域へ押し込みたい
- ほぼテールで乗っている
- 4Aはもう乗り込んだので、別のものを試したい
ログをもっと動くようにしたくてPower Bladeを買うのはやめておこう。そうはならない。代わりにVolan 4Aを。
どちらも在庫している。店に寄ってもらえれば、ボードに合わせて何が筋かを一緒に考える。
Greenoughフィン全種の詳しい解説は、当店のGreenoughフィンガイドを。



